PRP(多血小板血漿)療法とは?
PRP (多血小板血漿)療法とは、高濃度の血小板を含む血漿を注入することで、ご自身の組織を再生し、しわ・たるみなど見た目の状態を改善する再生美容治療です。PRPは、ご自身の血液から採り出した血漿を濃縮して作成します。他にも歯科・整形外科領域などにも導入され、美容医療においても人気メニューのひとつとして定着し始めています。
PRP(多血小板血漿)療法の特徴
PRPは自己血液の中の血小板を濃縮した成分で、PRPの中には皮膚の再生を促進する様々な成長因子が含まれており、効果の持続効果が比較的長いことに加え、皮膚の再生力を引き出すことが可能です。従来、治療が難しいとされてきた「細かいしわ」や「目の下のクマ」にも適応し、他の注入療法に比べても、より自然な効果を生むことが出来ます。
PRP(多血小板血漿)療法の効果
機能が低下している部位にPRPを注入することで皮膚の細胞が活性化され、目の下のくぼみ・クマ・たるみ・シワ・ほうれい線・凸凹肌・ニキビ跡の改善・薄毛治療など、さまざまな症状への効果が期待できます。効果は施術後1~2ヶ月で現れ始め、その後3ヶ月~6ヶ月目の間で徐々に改善していくため、周りの人に気づかれにくく、自然な若返りが可能です。
DT | 1日~2週間程度 |
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リスク・副作用 | 浮腫、痛み、斑状出血、アレルギー反応 |
施術の流れ
- step 01
- カウンセリング
- お肌の状態を確認し、施術の説明を行います。
- step 02
- ご準備
- PRPを作成するため、採血を実施します。完成までに30分程度を要します。
- step 03
- 施術
- PRPを注入していきます。実際の施術時間は10分~15分程度です。
注意事項
以下の患者様は施術を受けることができません。
・悪性腫瘍の既往歴のある方
・心臓血管の病気、肝臓の病気、糖尿病の方
・ケロイド体質の方
・妊娠、授乳中の方
・肥厚性瘢痕の方
治療について
所要時間 | 治療時間は10分~15分です。 |
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ダウンタイム | 施術直後に赤みが出ます。数日~1週間で治まります。 |
治療後 | 稀に注入部分に内出血、周辺部の赤みや腫れ、硬さが現れることがあります。多少の個人差は2週間程度で落ち着いていきます。目の下など皮膚の薄い箇所はやや長引く可能性があります。 |
副作用 | ごく稀に拒絶反応やアレルギー、感染症などが発生する場合があります。強度の赤み・痛み・腫れ・炎症・内出血・異常増殖によるしこりなど。 |
その他 | 施術当日は、飲酒や熱い風呂での入浴はお控えください。また、マッサージや無理な表情を作るなど治療部位へ刺激が加わるようなことはお控えください。 |