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医療脱毛、毛嚢炎になった時の対処法は?大阪の美容皮膚科医が解説

医療脱毛、毛嚢炎になった時の対処法は?大阪の美容皮膚科医が解説

こんにちは、A&Oクリニック大阪中津、美容皮膚科医の加藤晃司です。

今回は、医療脱毛、毛嚢炎になった時の対処法は?について解説します。

医療脱毛後に毛嚢炎(もうのうえん)が発生することがありますが、これは、毛穴が細菌に感染して炎症を起こした状態です。脱毛後、特に毛が太い部位では、毛が抜ける過程で毛穴が一時的に開いて細菌が入り込み、炎症を引き起こすことがあります。毛嚢炎は、赤い小さなブツブツやニキビのような症状として現れ、かゆみや痛みを伴う場合もありますが、通常は軽度で自然に治ることが多いです。しかし、症状が悪化したり、治りにくい場合には適切な対処が必要です。

以下に、医療脱毛後に毛嚢炎ができた時の対処法を詳細に説明します。

1. 毛嚢炎が発生する原因

脱毛後に毛嚢炎が発生する主な原因は以下の通りです:

毛穴の開放状態:レーザー脱毛では、毛根に熱を加えるため、毛穴が一時的に開いた状態になります。この開放された毛穴に細菌(特に黄色ブドウ球菌など)が入り込むと、感染が発生しやすくなります。

剃毛による微小な傷:脱毛の前には通常、剃毛が必要ですが、この際に皮膚に小さな傷ができると、その傷口から細菌が侵入し、毛嚢炎を引き起こすことがあります。

皮脂や汗の詰まり:脱毛後の皮脂や汗が毛穴に詰まると、毛嚢炎の原因となります。汗をかきやすい部位(背中、胸、ヒゲなど)では特にリスクが高くなります。

2. 毛嚢炎の症状

毛嚢炎の症状としては、次のようなものがあります:

赤いブツブツが現れる

ニキビのような膿を持つことがある

軽いかゆみや痛みが生じることも

皮膚の一部が腫れたり赤くなることがある

通常は軽度の炎症で、特に治療をしなくても1〜2週間程度で自然に治ることが多いですが、症状が長引いたり悪化する場合は医師の診察が必要です。

3. 毛嚢炎の予防法

毛嚢炎を予防するためには、脱毛後のアフターケアが重要です。以下は、予防に効果的な方法です:

a. 清潔な状態を保つ

脱毛後は、施術部位を清潔に保つことが大切です。脱毛後の肌は敏感になっているため、軽くシャワーを浴びて、皮脂や汗を洗い流しましょう。

強い洗浄力のある石けんやボディソープの使用は避け、肌に優しい低刺激の洗浄料を使うことが推奨されます。

b. 適切な保湿

脱毛後は、肌の乾燥を防ぐための保湿が重要です。乾燥した肌はバリア機能が低下し、細菌が侵入しやすくなるため、保湿ローションやクリームを使って肌を保湿することで、毛嚢炎を予防できます。

ただし、油分の多いクリームや乳液は毛穴を詰まらせる可能性があるため、**ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない)**の保湿剤を選ぶと良いです。

c. 摩擦を避ける

脱毛後は、施術部位を刺激する行動を避けましょう。タイトな服や、汗をかきやすい服装を避け、肌に優しい素材のゆったりした服を選ぶことが大切です。

摩擦や刺激が加わると、炎症が悪化する可能性があるため、触りすぎないように気をつける必要があります。

d. 運動や入浴を控える

脱毛後すぐに激しい運動や、サウナや熱いお風呂に入ることは避けましょう。これにより汗をかいて毛穴が詰まると、毛嚢炎のリスクが高まります。脱毛後24〜48時間は、体を過度に温める活動を控えることが推奨されます。

4. 毛嚢炎ができた場合の対処法

毛嚢炎ができた場合は、症状の重さによって異なりますが、基本的な対処法を以下に示します。

a. 患部を清潔に保つ

軽度の毛嚢炎であれば、患部を清潔に保ち、軽くシャワーで洗い流すだけでも治ることが多いです。刺激の強い洗顔料やボディソープは避け、ぬるま湯で優しく洗うようにしましょう。

抗菌作用のある石けんを使用すると、細菌の繁殖を抑えることができます。

b. 抗菌薬の外用

症状が悪化したり、膿ができた場合は、抗菌薬の軟膏を使用することが有効です。市販の抗菌軟膏(例:フシジン酸やバシトラシンを含むもの)を薄く塗布すると、細菌の増殖を抑え、炎症を和らげることができます。

症状がひどい場合は、医師に相談して処方箋の抗菌薬(例:ゲンタマイシン軟膏など)を使うことも考えられます。

c. 冷却して炎症を抑える

痛みやかゆみがある場合は、患部を冷やすと炎症が軽減されます。清潔な冷たいタオルや保冷剤をタオルで包み、患部に数分間冷やすことで、かゆみや腫れを和らげることができます。

d. 触らない・押さない

毛嚢炎ができた箇所は、決して無理に潰したり押さえたりしないことが大切です。刺激を加えると、炎症が悪化したり、感染が広がる恐れがあります。また、押すことで**瘢痕(傷跡)**が残るリスクも高まるため、注意が必要です。

e. 医師に相談する

毛嚢炎が広範囲にわたっている、数日経っても改善しない、または痛みがひどい場合は、早めに皮膚科医に相談することが推奨されます。場合によっては、飲み薬の抗生物質が処方されることもあります。

5. 毛嚢炎が治った後のケア

毛嚢炎が治った後は、皮膚が完全に回復するまでのケアが重要です。再発を防ぐためには、引き続き以下のケアを行うことが効果的です:

適切な保湿を続けることで、肌のバリア機能を維持します。

しっかりと日焼け止めを使用し、肌の炎症後色素沈着を防ぐことも大切です。炎症後の肌は紫外線に敏感になるため、日焼けによる色素沈着を防ぐためにUV対策をしっかり行いましょう。

次の脱毛施術の前には、皮膚の状態を確認し、医師に相談してから施術を行うことが重要です。

まとめ

医療脱毛後の毛嚢炎は、一般的に軽度で自然に治ることが多いものの、適切なケアを行わないと症状が悪化することもあります。毛嚢炎が発生した場合は、患部を清潔に保ち、保湿を行い、抗菌薬を使用するなどの基本的な対処法が有効です。症状が長引いたり悪化する場合は、早めに医師の診察を受けることが大切です。また、毛嚢炎の予防には、脱毛後のアフターケアとして清潔さと保湿、刺激を避けることが重要です。

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Medical Hair Removal: How to Handle Folliculitis After Treatment, Explained by a Cosmetic Dermatologist in Osaka

Hello, I am Koji Kato, a cosmetic dermatologist at A&O Clinic Osaka Nakatsu.

Today, I will explain how to deal with folliculitis after medical hair removal.

Folliculitis, which is an inflammation of the hair follicles often caused by bacterial infection, can occur after medical hair removal. This is especially common in areas where the hair is thick, as the process of hair loss can temporarily open the pores, allowing bacteria to enter and cause inflammation. Folliculitis usually appears as small red bumps or acne-like lesions, and may include itching or pain, but often resolves on its own in mild cases. However, if symptoms worsen or do not heal easily, proper measures need to be taken.

Here is a detailed explanation of how to manage folliculitis after medical hair removal:

Causes of Folliculitis After Hair Removal

Open Pores: The heat from laser hair removal temporarily opens the pores. When bacteria, especially Staphylococcus aureus, enter these pores, infection can occur easily.

Microscopic Cuts from Shaving: Shaving before hair removal can cause small cuts on the skin, which may serve as entry points for bacteria, leading to folliculitis.

Clogged Pores from Sebum or Sweat: Post-treatment sebum or sweat clogging the pores can also lead to folliculitis. This is more common in areas prone to sweating such as the back, chest, and beard area.

Symptoms of Folliculitis

Red bumps appear on the skin.

Lesions may contain pus similar to acne.

Mild itching or pain may occur.

Part of the skin may become swollen or red.

Usually, the inflammation is mild and heals naturally within 1-2 weeks without treatment, but if symptoms persist or worsen, a doctor’s examination is necessary.

Prevention of Folliculitis

Maintain Cleanliness: Keeping the treated area clean after hair removal is crucial. Shower gently to wash away sebum and sweat without using harsh soaps. Instead, use mild, hypoallergenic cleansers.

Proper Moisturization: Moisturizing after hair removal is important to prevent dryness, which can impair the skin’s barrier and make it more susceptible to bacteria. Use non-comedogenic moisturizers to prevent clogging of the pores.

Avoid Friction: Avoid tight clothing and activities that may irritate the treated area. Wear loose, skin-friendly clothing to reduce the risk of inflammation.

Limit Exercise and Hot Baths: Avoid strenuous exercise and hot baths or saunas immediately after hair removal to prevent sweating, which can clog pores and increase the risk of folliculitis.

Management of Folliculitis

Keep the Area Clean: For mild folliculitis, simply keeping the area clean and gently washing with lukewarm water can be sufficient. Use antibacterial soap to inhibit bacterial growth.

Use Topical Antibacterial Medication: For worsening symptoms or pus formation, applying an over-the-counter antibacterial ointment (e.g., fusidic acid or bacitracin) can be effective. For severe cases, consult a doctor for prescription antibiotics (e.g., gentamicin ointment).

Apply Cold Compresses: To reduce inflammation and itching, apply a clean cold towel or a wrapped ice pack to the affected area for a few minutes.

Avoid Picking or Squeezing: Do not squeeze or pick at the bumps, as this can worsen the inflammation or spread the infection, increasing the risk of scarring.

Post-Treatment Care

Continued Moisturization: Maintaining skin hydration can help preserve the skin barrier.

Use Sunscreen: Protect the skin from sun exposure to prevent post-inflammatory hyperpigmentation, especially as inflamed skin is more susceptible to sun damage.

Consultation Before Further Hair Removal Sessions: Before proceeding with additional hair removal treatments, ensure the skin is fully healed and consult with a dermatologist.

Summary While folliculitis after medical hair removal is generally mild and often resolves on its own, appropriate care is crucial to prevent worsening of symptoms. If folliculitis occurs, keeping the area clean, using antibacterial agents, and avoiding irritation are effective treatments. If symptoms persist or worsen, it is important to consult a doctor promptly. Preventive measures such as maintaining cleanliness, moisturizing, and avoiding irritation are also key to preventing folliculitis after hair removal.


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