大阪市北区 梅田 中津|A&O 美容クリニック 大阪市北区 梅田 中津|A&O 美容クリニック
blogブログ
  1. 美容皮膚科のA&Oクリニック(大阪)TOP
  2. メディア
  3. ブログ
  4. メディカルダイエット、内臓脂肪を取るにはどのような治療をしたらいいか?大阪の美容皮膚科医が解説

メディカルダイエット、内臓脂肪を取るにはどのような治療をしたらいいか?大阪の美容皮膚科医が解説

メディカルダイエット、内臓脂肪を取るにはどのような治療をしたらいいか?大阪の美容皮膚科医が解説

こんにちは、A&Oクリニック大阪中津、美容皮膚科医の加藤晃司です。

今回は、メディカルダイエット、内臓脂肪を取るにはどのような治療をしたらいいか?について解説します。

内臓脂肪を減少させるためには、単に体重を減らすだけでなく、内臓脂肪をターゲットにした治療やアプローチが重要です。内臓脂肪は、皮下脂肪と異なり、体の奥深くに蓄積し、心血管疾患や糖尿病などのリスクを高めるため、メディカルダイエットにおいても特に重要なポイントです。内臓脂肪を減少させるために効果的な治療方法やアプローチについて、以下に詳細に解説します。

1. 薬物療法(内服薬)

a. GLP-1受容体作動薬(例:マンジャロ、オゼンピック)

GLP-1受容体作動薬は、食欲を抑える効果や血糖値のコントロールを促すだけでなく、内臓脂肪を減少させる効果が期待されます。この薬は、食事量を減少させるだけでなく、インスリン分泌を促進し、脂肪の代謝を改善するため、特に内臓脂肪に蓄積しやすいタイプの肥満に対して効果的です。

マンジャロ(チルゼパチド)などは、GLP-1とGIPの二重作動薬として、体重減少効果が強く、内臓脂肪の減少も確認されています。特に糖尿病予備軍やメタボリックシンドロームの人に適しています。

b. SGLT2阻害薬(例:リズネ、ジャディアンス)

SGLT2阻害薬は、糖を尿中に排出させることで血糖値を下げ、体重を減少させる効果があります。この薬も内臓脂肪を減らす効果が報告されており、特に内臓脂肪が原因の肥満や糖尿病に対して有効です。カロリーを消費することなく、体重を減少させることが可能なため、内臓脂肪が減少しやすいです。

c. メトホルミン

メトホルミンは、糖尿病治療薬として使用されることが多い薬ですが、インスリン感受性を改善し、脂肪の代謝を促進することで、内臓脂肪の蓄積を防ぎ、減少させる効果があります。特に、糖尿病予備軍の方や、インスリン抵抗性がある方に効果的です。

2. 内臓脂肪をターゲットにした治療法

a. 脂肪冷却治療(クールスカルプティングなど)

クールスカルプティング(冷却脂肪分解)は、皮下脂肪を減少させることを目的とした非侵襲的な治療法ですが、腹部の皮下脂肪が減少すると、内臓脂肪も減少することが間接的に期待されます。直接内臓脂肪をターゲットにするわけではありませんが、腹部の脂肪層全体の縮小を助けるため、内臓脂肪減少にも寄与します。

b. 高密度焦点式超音波(HIFU)

HIFU(高密度焦点式超音波)は、非侵襲的な治療法で、脂肪細胞に直接熱エネルギーを与え、脂肪細胞を破壊し、その後リンパ系を通じて代謝されるように促します。主に皮下脂肪に働きかける治療法ですが、腹部脂肪の全体的な減少に貢献し、結果的に内臓脂肪の減少にも寄与する可能性があります。

c. ラジオ波(RF)治療

ラジオ波(RF)治療は、脂肪組織を温めることで、脂肪代謝を促進し、脂肪細胞のサイズを縮小させる治療法です。特に腹部の脂肪層に対して使用され、内臓脂肪の代謝を間接的に促進する効果が期待できます。

3. 食事療法と生活習慣の改善

a. 低炭水化物・高タンパク質ダイエット

低炭水化物食やケトジェニックダイエットは、内臓脂肪の減少に効果的であるとされています。炭水化物を減らし、脂肪を燃焼しやすい状態にすることで、体内の脂肪をエネルギーとして利用し、特に内臓脂肪が減少しやすくなります。

高タンパク質の食事も筋肉量を維持し、基礎代謝を高める効果があるため、脂肪燃焼を促進し、内臓脂肪の減少に寄与します。

b. インターミッテントファスティング(断続的断食)

インターミッテントファスティングは、食事の時間を限定し、空腹時に体脂肪を燃焼させるメカニズムです。この方法は、インスリン感受性を改善し、体脂肪、特に内臓脂肪を効率的に減少させることが報告されています。16時間の断食と8時間の食事時間を組み合わせる方法が一般的です。

4. 運動療法

a. 有酸素運動(エアロビクス、ウォーキング、サイクリング)

有酸素運動は、脂肪を燃焼させる最も効果的な方法の一つです。特に、腹部の内臓脂肪に対して効果があるとされており、ウォーキング、ランニング、サイクリング、スイミングなどの有酸素運動を週に150分程度行うことが推奨されます。

持続的な有酸素運動は、インスリン感受性を改善し、内臓脂肪の減少に直結する効果があります。

b. 筋力トレーニング

筋力トレーニングは、基礎代謝を向上させ、体全体の脂肪燃焼効率を高めるため、内臓脂肪の減少にも効果的です。特に、大きな筋肉群(脚、背中、腹筋など)を鍛えることで、全身の脂肪燃焼が促進され、内臓脂肪も減少しやすくなります。

筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせることで、さらに効果的に内臓脂肪を減少させることができます。

5. ライフスタイルの改善とストレス管理

a. 睡眠の質向上

睡眠不足や質の悪い睡眠は、内臓脂肪の蓄積と関連しています。十分な睡眠を取ることは、ホルモンバランスを整え、体重増加を防ぎ、内臓脂肪の減少に寄与します。

b. ストレス管理

**ストレスホルモン(コルチゾール)**は、内臓脂肪の蓄積を促進することが知られています。ストレスを効果的に管理することで、コルチゾールレベルを下げ、内臓脂肪の蓄積を防ぐことができます。ヨガや瞑想、リラックスした活動を取り入れることが効果的です。

6. 内臓脂肪減少に効果的なサプリメント

a. L-カルニチン

L-カルニチンは、脂肪酸をエネルギーに変換するのをサポートする成分で、特に内臓脂肪の燃焼に効果が期待されます。カルニチンは、脂肪をミトコンドリアに運ぶ役割を果たし、脂肪を燃焼しやすくするため、運動と組み合わせると、内臓脂肪を効率的に減少させることが可能です。

b. オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸(EPA、DHA)は、炎症を抑える作用があり、内臓脂肪の蓄積を予防する効果があるとされています。また、オメガ3脂肪酸はインスリン感受性を改善し、内臓脂肪の代謝を促進することが期待されます。魚油サプリメントや、EPA、DHAを豊富に含む食事が推奨されます。

c. プロバイオティクス

腸内環境の改善は、内臓脂肪の減少にも影響します。プロバイオティクスは、腸内の善玉菌を増やし、代謝を改善する効果があるため、内臓脂肪の減少にも役立ちます。特にビフィズス菌やラクトバチルス菌が豊富なプロバイオティクスサプリメントが推奨されます。

d. CLA(共役リノール酸)

**CLA(共役リノール酸)**は、体脂肪を減らす効果があるとされるサプリメントで、特に内臓脂肪に対しても有効性が示唆されています。CLAは、脂肪細胞に脂肪を蓄積させにくくし、脂肪をエネルギーとして消費させる効果が期待されています。

7. 内臓脂肪減少のための治療の組み合わせ

内臓脂肪を効果的に減らすためには、複数のアプローチを組み合わせることが重要です。以下は推奨される治療とアプローチの組み合わせです。

a. 薬物療法 + 運動療法

GLP-1受容体作動薬(例:マンジャロ、オゼンピック)やメトホルミンの服用と、定期的な有酸素運動や筋力トレーニングを組み合わせることで、内臓脂肪を効率的に減らすことが期待されます。薬物療法は食欲抑制と脂肪代謝の改善に働き、運動はカロリー消費と基礎代謝向上に寄与します。

b. 食事療法 + サプリメント

低炭水化物・高タンパク質の食事やインターミッテントファスティングと、L-カルニチンやオメガ3脂肪酸、プロバイオティクスのサプリメントを組み合わせることで、内臓脂肪の燃焼効果を最大化できます。食事制限や食事の質の改善は、内臓脂肪の蓄積を防ぐために不可欠です。

c. 美容医療治療 + ライフスタイル改善

クールスカルプティングやHIFU、ラジオ波(RF)などの非侵襲的な美容医療治療と、適切な睡眠やストレス管理を組み合わせることで、内臓脂肪の減少を促進し、全体的な健康状態を改善できます。ライフスタイルの改善は、脂肪の再蓄積を防ぐためにも重要です。

8. 継続的なモニタリングと評価

内臓脂肪の減少は、一度の治療や短期的な取り組みで完結するものではありません。以下の点を考慮して、継続的にモニタリングしながら進めることが必要です。

a. 定期的な体組成の測定

内臓脂肪レベルや体組成の変化を確認するために、定期的な体脂肪測定や腹囲の測定を行い、治療の進行具合を評価します。専用のスキャンや測定機器を使って、脂肪の分布や減少具合をチェックすることが効果的です。

b. 医師との定期的な相談

メディカルダイエットにおける薬物療法や施術は、医師の指導の下で行うことが推奨されます。定期的に医師と相談し、治療の進捗や効果、副作用などを確認しながら、治療プランを調整します。

まとめ

内臓脂肪の減少には、複数のアプローチを組み合わせたメディカルダイエットが効果的です。GLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬を使った薬物療法、脂肪冷却やHIFU、ラジオ波といった美容医療、さらに食事療法や運動療法を取り入れ、ライフスタイル全体を改善することで、内臓脂肪の減少が加速します。

内臓脂肪は生活習慣病や心血管疾患のリスクを高めるため、継続的な治療と健康管理が重要です。体組成の測定や医師との相談を定期的に行い、進捗を確認しながら取り組むことで、効果的な結果を得られるでしょう。

A&Oクリニック大阪中津でのメディカルダイエットはこちら

https://wako-skin-clinic.com/onayami-medicaldiet.html

当院では無料でスタッフカウンセリングを行なっております。

お気軽にご予約くださいませ

A&Oクリニック大阪中津(美容皮膚科・美容外科)

https://wako-skin-clinic.com/

〒531-0072
大阪府大阪市北区豊崎3丁目13-6
フジテラス大阪梅田5階(河合塾大阪校隣り)
御堂筋線中津駅 4 番出口より徒歩 2 分
阪急梅田駅より徒歩7分

TEL 06-6375-5888

お問い合わせ、ご予約LINEからも可能です。

友達追加は↓

https://lin.ee/i0jVwIB

LINE ID @671vfvts

24時間インターネットから予約可能です↓

https://wakou4.mdja.jp

A&Oクリニック大阪中津インスタ↓

https://www.instagram.com/aoclinic_?igsh=MWEydGVjajM4bmU3Zw%3D%3D&utm_source=qr

A&Oクリニック大阪中津 理事長インスタ↓

https://www.instagram.com/aoclinic.katokoji?igsh=cHhiNnY0a3F5YzBy

Hello, this is Dr. Koji Kato, a cosmetic dermatologist at A&O Clinic Osaka Nakatsu.

In this article, I will explain how to effectively target visceral fat as part of a medical diet plan.

Reducing visceral fat is critical not just for weight loss but for improving overall health since it is linked to serious conditions like cardiovascular disease and type 2 diabetes. A multi-faceted approach that incorporates medications, lifestyle adjustments, and non-invasive treatments can yield optimal results for visceral fat reduction. Below, I’ll outline the most effective strategies and treatments available for addressing visceral fat:

1. Medications (Oral Drug Therapy)

a. GLP-1 Receptor Agonists (e.g., Mounjaro, Ozempic)

GLP-1 receptor agonists not only reduce appetite and regulate blood sugar levels but also specifically help in reducing visceral fat. Drugs like Mounjaro (Tirzepatide) have a dual mechanism of action by targeting both GLP-1 and GIP receptors, which leads to substantial weight loss and effective reduction of visceral fat. These medications are particularly beneficial for those with metabolic syndrome or prediabetes.

b. SGLT2 Inhibitors (e.g., LIZNE, Jardiance)

SGLT2 inhibitors lower blood glucose levels by promoting its excretion through urine. They also contribute to visceral fat reduction, especially in patients with type 2 diabetes, by improving fat metabolism without the need for drastic dietary changes.

c. Metformin

Metformin, commonly used for diabetes management, enhances insulin sensitivity and encourages fat metabolism. This, in turn, helps reduce visceral fat, particularly in individuals with insulin resistance or metabolic disorders.

2. Non-Invasive Treatments Targeting Visceral Fat

a. Cryolipolysis (CoolSculpting)

CoolSculpting targets subcutaneous fat, but by reducing the overall fat layer in the abdomen, it indirectly supports the reduction of visceral fat. The cooling technology selectively freezes and destroys fat cells, which are then naturally eliminated from the body over time.

b. High-Intensity Focused Ultrasound (HIFU)

HIFU uses ultrasound energy to destroy fat cells. It is particularly effective in targeting deep fat layers and can assist in reducing abdominal fat overall. While it focuses on subcutaneous fat, HIFU helps create a slimmer profile that indirectly impacts visceral fat levels.

c. Radiofrequency (RF) Treatments

RF treatments use heat to stimulate fat metabolism. By raising the temperature of fat cells, RF therapy shrinks fat cells and promotes their breakdown. When applied to the abdominal area, this method can enhance overall fat reduction, contributing to both subcutaneous and visceral fat loss.

3. Dietary Adjustments and Lifestyle Improvements

a. Low-Carb, High-Protein Diet

Reducing carbohydrate intake while increasing protein consumption helps the body enter a fat-burning state, which directly impacts visceral fat. Ketogenic or low-carb diets are especially effective at targeting belly fat.

b. Intermittent Fasting

Intermittent fasting is a proven method to enhance fat burning by restricting the window of food intake. This approach improves insulin sensitivity and encourages the body to use visceral fat as an energy source during fasting periods.

4. Exercise for Visceral Fat Reduction

a. Aerobic Exercise (Walking, Running, Cycling)

Aerobic exercises are crucial for burning visceral fat. Engaging in moderate to intense aerobic activity for at least 150 minutes per week can significantly reduce visceral fat. Activities like walking, cycling, and swimming help the body utilize stored fat for energy, including visceral fat.

b. Strength Training

Incorporating resistance training boosts metabolism and supports muscle growth, which enhances fat burning. Large muscle group exercises (such as squats, deadlifts, and abdominal work) can increase your basal metabolic rate, helping to reduce visceral fat over time.

5. Lifestyle Modifications

a. Improve Sleep Quality

Poor sleep has been linked to visceral fat accumulation. Ensuring good sleep hygiene and getting 7-9 hours of sleep per night helps regulate hormones involved in fat storage, such as cortisol and insulin.

b. Stress Management

Chronic stress increases cortisol levels, which can lead to visceral fat accumulation. Practices such as meditation, yoga, or regular relaxation techniques can lower cortisol levels and prevent visceral fat buildup.

6. Supplements to Support Visceral Fat Reduction

a. L-Carnitine

L-Carnitine helps transport fatty acids into the mitochondria, where they are burned for energy, aiding in fat metabolism and reducing visceral fat when combined with exercise.

b. Omega-3 Fatty Acids

Omega-3s, found in fish oil supplements, have anti-inflammatory properties that can lower visceral fat by improving insulin sensitivity and supporting fat metabolism.

c. Probiotics

Improving gut health with probiotics can enhance fat metabolism and reduce visceral fat. Certain strains like Bifidobacterium and Lactobacillus are particularly effective at supporting a healthy weight and preventing fat accumulation.

7. Combining Treatments for Maximum Effect

For the most effective results, combining several approaches is recommended:

Medication + Exercise: Using GLP-1 receptor agonists while incorporating regular aerobic and strength training can amplify fat loss, especially in the abdominal area.

Diet + Supplements: A low-carb, high-protein diet coupled with L-Carnitine or Omega-3 supplements can accelerate visceral fat reduction.

Non-Invasive Treatments + Lifestyle Changes: Combining cryolipolysis or RF treatments with improved sleep quality and stress management ensures long-term results.

8. Continuous Monitoring and Evaluation

To track progress in visceral fat reduction:

Body Composition Analysis: Regularly measuring body fat percentage and abdominal circumference can help assess fat loss.

Medical Consultation: Ongoing discussions with your healthcare provider ensure the effectiveness of your treatment plan and provide an opportunity to adjust as needed.

Conclusion

Effectively reducing visceral fat requires a comprehensive, multi-pronged approach. By combining medications like GLP-1 receptor agonists and SGLT2 inhibitors, non-invasive fat reduction treatments, a tailored diet, regular exercise, and lifestyle modifications, you can achieve significant and lasting reductions in visceral fat. Monitoring your progress with the help of medical professionals will ensure continued success in your medical diet plan.

This holistic approach not only helps with weight management but also reduces health risks associated with visceral fat, leading to improved overall well-being.


最新のブログ記事

ニキビ治療、ニキビ跡治療に、マッサージピール、リズネ水光、ダーマペン、M22はそれぞれ効果的か?相乗効果もあるか?大阪の美容皮膚科医が解説

ニキビ治療、ニキビ跡治療に、マッサージピール、リズネ水光、ダーマペン、M22はそれぞれ効果的か?相乗効果もあるか?大阪の美容皮膚科医が解説 こんにちは、A&Oクリニック大坂中津、美容皮膚科医の加藤晃司です。 今回…

ニキビ治療、ニキビ跡治療、アクネトレントはどのくらいの期間内服すると、効果が最大化するか?大阪の美容皮膚科医が解説

ニキビ治療、ニキビ跡治療、アクネトレントはどのくらいの期間内服すると、効果が最大化するか?大阪の美容皮膚科医が解説 こんにちは、A&Oクリニック大阪中津、美容皮膚科医の加藤晃司です。 今回は、ニキビ治療、ニキビ跡…