こんにちは、A&Oクリニック大阪中津院、美容皮膚科医理事長の加藤晃司です。
今回は、リジュラン注射のメカニズム、改善する症状、ニキビ治療への有効性について、解説します。
①リジュランのメカニズム、改善する症状、相乗効果のある治療
リジュランは、主にポリヌクレオチド(PN)を含む注射剤で、肌の再生と修復を促進することで美容医療の分野で利用されます。以下にそのメカニズム、改善する症状、および相乗効果のある治療について説明します。
(1)リジュランのメカニズム
リジュランの主成分であるポリヌクレオチド(PN)は、DNAの断片であり、細胞の成長と修復を促進する生物学的な効果があります。PNは細胞の再生能力を高め、肌の自己修復力を向上させることで、肌質を改善します。また、肌の炎症を抑え、コラーゲンの生成を促進することで、肌の弾力性や水分保持能力を向上させる効果があります。
(2)改善する症状
リジュランは以下のような肌の問題や症状の改善に効果的です。
細かいしわや表情じわ肌のたるみや弾力性の低下 肌の乾燥や水分不足
肌のくすみや不均一な肌色
傷跡やアクネスカー
紫外線などの外的要因による肌のダメージ
(3)相乗効果のある治療
リジュラン治療は、他の美容医療と組み合わせることで相乗効果を得ることができます。以下はその例です。
ヒアルロン酸注射: リジュランで肌の修復と再生を促進し、ヒアルロン酸で肌に潤いを与えることで、より滑らかで弾力のある肌を目指せます。
ボトックス注射: 表情じわの治療でリジュランとボトックスを組み合わせることで、しわの改善と同時に肌質の向上を図ることができます。
レーザー治療: レーザーによる肌の表面のリニューアルとリジュランによる内部からの肌質改善を組み合わせることで、肌のトーンの改善や細かいしわの減少を目指せます。
ダーマペン: ダーマペンによる肌への微細なダメージとリジュランの肌修復効果を組み合わせることで、肌の再生を促進し、肌質の大幅な改善を目指せます。
②リジュランはニキビ治療、ニキビ跡治療に有効か?
リジュランはニキビ治療およびニキビ跡の治療に有効です。リジュランの治療がニキビやニキビ跡にどのように役立つか、以下で説明します。
(1)ニキビ治療への効果
リジュランに含まれるポリヌクレオチド(PN)は、肌の自然な治癒プロセスを促進し、炎症を抑制する効果があります。ニキビの根本的な原因の一つに肌の炎症があり、リジュランはこの炎症を減少させることで、ニキビの発生を抑え、既存のニキビの改善を助けることができます。
(2)ニキビ跡治療への効果
ニキビ跡に対しては、リジュランが特に効果的です。リジュランの成分が肌の再生を促進し、肌の細胞の修復を助けることで、ニキビ跡の外見を改善します。凹凸や色素沈着といったニキビ跡の問題を緩和し、より滑らかで均一な肌質へと導きます。
(3)相乗効果
ニキビやニキビ跡の治療において、リジュランは他の治療法と組み合わせることでさらに効果を発揮することがあります。例えば、レーザー治療やダーマペンと併用することで、肌の表層を整えつつ、リジュランが肌の深部からの修復を促進し、全体的な肌質の改善を図ることができます。
まとめ
今回は、リジュラン注射のメカニズム、改善する症状、ニキビ治療への有効性について、解説しました。
リジュランは単独投与でも効果を発揮しますが、細胞を再生、修復する機能が高いことから、レーザーやダーマペンのような施術との組み合わせで、さらに相乗効果を発揮するでしょう。
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A&Oクリニック大阪中津院
理事長 加藤晃司