AGA治療、プロペシア、ザガーロ、それぞれの特徴について、大阪の美容皮膚科医が解説
こんにちは、A&Oクリニック大阪中津です。
AGA(男性型脱毛症)の治療薬であるプロペシア(有効成分:フィナステリド)とザガーロ(有効成分:デュタステリド)は、どちらもDHT(ジヒドロテストステロン)という脱毛原因物質を抑える内服薬ですが、それぞれ作用の仕方や効果の強さに違いがあります。
以下に、それぞれの特徴を詳しく説明します。
■ プロペシア(フィナステリド)の特徴
5αリダクターゼ(Ⅱ型)を選択的に阻害する薬
→ DHTの生成を抑えることで、毛根へのダメージを軽減し、抜け毛を減らします。
主に前頭部・頭頂部の薄毛に効果がある
→ 髪の“現状維持”や進行抑制に強みがあります。
効果発現まで約3〜6か月かかる
→ 毎日1回の内服が必要(0.2mgまたは1mg)
副作用は比較的少なく、長期使用に向く
→ 性欲減退・勃起障害などは少数で、全体の1〜2%程度とされています。
■ ザガーロ(デュタステリド)の特徴
5αリダクターゼのⅠ型・Ⅱ型の両方を強力に阻害
→ プロペシアよりも広範囲にDHTを抑えることができ、より強力な発毛効果が期待できます。
前頭部・頭頂部だけでなく、側頭部や後頭部寄りの薄毛にも一定の効果があるとされます。
効果の実感が早いことが多く、半年以内で変化が見られるケースもある
副作用はやや多め
→ 性機能への影響(性欲減退、勃起障害、射精量の減少)や、乳房の違和感・張りなどが報告されることがあります。
■ 選び方・使い分けのポイント
軽度〜中等度のAGA、まずは副作用が少ない薬で始めたい → プロペシアがおすすめ
進行が早い・広範囲に薄毛がある・より強い効果を求めたい → ザガーロが適している
プロペシアで効果が不十分だった場合の“ステップアップ治療”としてザガーロを選ぶケースも多い
■ まとめ
どちらも継続が鍵の治療です。自分の薄毛の進行度やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要であり、医師と相談のうえ適切な薬を選択しましょう。
必要があれば、ミノキシジル外用・頭皮注射・Dr.CYJヘアフィラーなどとの併用も含めた総合治療の提案も可能です。